- ミラーレス一眼カメラ
- ミラーレス一眼カメラ登場から現在までの製品をご紹介
- 2008年~2011年に発売されたミラーレス一眼カメラ
- 2012年~2014年に発売されたミラーレス一眼カメラ
- 2012年1月発売 SONY(ソニー) ミラーレス一眼 NEX-7
- 2012年2月発売 FUJIFILM(富士フイルム) ミラーレス一眼 X-Pro1
- 2012年3月発売 PENTAX(ペンタックス) ミラーレス一眼 PENTAX K-01
- 2012年3月発売 OLYMPUS(オリンパス) ミラーレス一眼 OM-D E-M5
- 2012年9月発売 CANON(キャノン) ミラーレス一眼 EOS M
- 2012年12月発売 Panasonic(パナソニック) ミラーレス一眼 LUMIX GH3
- 2013年10月発売 OLYMPUS(オリンパス) ミラーレス一眼 OM-D E-M1
- 2013年11月発売 SONY(ソニー) ミラーレス一眼 α7R
- 2014年2月発売 FUJIFILM(富士フイルム) ミラーレス一眼 X-T1
- 2014年2月発売 OLYMPUS(オリンパス) ミラーレス一眼 OM-D E-M10
- 2014年2月発売 SONY(ソニー) ミラーレス一眼 α6000
- 2014年5月発売 Leica(ライカ) ミラーレス一眼 ライカT Typ 701
- 2014年8月発売 PENTAX(ペンタックス) ミラーレス一眼 PENTAX Q-S1
- 2015年~2018年に発売されたミラーレス一眼カメラ
- 2015年2月発売 OLYMPUS(オリンパス) ミラーレス一眼 OM-D E-M5 Mark II
- 2015年2月発売 Panasonic(パナソニック) ミラーレス一眼 LUMIX GF7
- 2015年2月発売 FUJIFILM(富士フイルム) ミラーレス一眼 X-A2
- 2015年4月発売 Nikon(ニコン) ミラーレス一眼 Nikon 1 J5
- 2015年8月発売 SONY(ソニー) ミラーレス一眼 α7RⅡ
- 2015年9月発売 OLYMPUS(オリンパス) ミラーレス一眼 OM-D E-M10 Mark II
- 2015年10月発売 CANON(キャノン) ミラーレス一眼 EOS M10
- 2015年11月発売 Leica(ライカ) ミラーレス一眼 ライカSL Typ 601
- 2016年2月発売 OLYMPUS(オリンパス) ミラーレス一眼 PEN-F
- 2016年3月発売 SONY(ソニー) ミラーレス一眼 α6300
- 2016年3月発売 FUJIFILM(富士フイルム) ミラーレス一眼 X-Pro2
ミラーレス一眼カメラ
レンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラに比べて、各段に小さいボディは、軽量、コンパクト、使用するレンズも小型化されています。小型化されていても大きな撮像素子(イメージセンサー)を搭載し、高い描画力を備えています。見た目のデザインもスタイリッシュなミラーレス一眼カメラは、人気も高く初心者にもおすすめの製品です。
ミラーレス一眼カメラの仕組み
ミラーレス一眼カメラの構造を簡単な絵にしました。
レフ構造を取り除いたファインダーのないコンパクトな一眼カメラ
ミラーレス一眼カメラは、撮像素子(イメージセンサー)の手前に光を反射する(レフ)ミラーを取り除いたもので、特に厳密に定義されていない。ミラーレス一眼カメラは、背面にモニターを備えているので、モニターに映った被写体を見ながらシャッターを押すタイプが主流。光学式のファインダーを備えたモデルも発売されており、一見するとデジタル一眼レフカメラとの違いが分からないミラーレス一眼カメラもあるが、小さく、軽量なモデルが揃う。ミラーレス一眼でもフルサイズやAPS-Cのさらに大きな撮像素子(イメージセンサー)により、高い描画力での撮影、暗い場所でも劣化の少ない写真が撮影できるハイアマチュア向けのモデルも発売されている。
ミラーレス一眼カメラ(ボディ)の価格帯
2018/7月Amazonでミラーレス一眼カメラ(ボディ)の価格帯を調査した結果を下記表にまとめてみましたので、ミラーレス一眼カメラを選ぶ際の参考にしてください。家電量販店だともう少し高い価格が設定されているかもしれません。エントリークラスだとボディのみで売られている商品が見つからなかったので、キットレンズのセットを掲載しているモデルがありますのでご注意ください。また、購入する際は、ボディだけでなく、レンズを購入する必要がありますので、ご注意ください。旧製品で価格が下がっているモデルもありますので、製品の性能や入門・中級・上級の区分と異なる可能性もあります。価格帯からみたエントリ・ミドルレンジ・ハイエンドにクラス分けした価格です。価格の境は、管理人の主観で設定していますので、製品詳細はメーカーホームページやAmazonなどで確認してください。
最近は、SONYがフルサイズの撮像素子(イメージセンサー)を搭載したハイエンドな製品をミラーレス一眼カメラにラインアップしています。ミラーレス一眼カメラにも電子ファインダー(EVF)が搭載されている製品が増えているので、デジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラの境界が外見だけでは、分からなくなりつつあるように思います。本サイトでは、ミラーレス一眼とデジタル一眼レフカメラをカテゴリー分けして説明していますが、その内統合して説明するようになるように思います。
メーカー | エントリー~9万円 | ミドルレンジ9~15万円 | ハイエンド15~35万円 | プロ仕様35万円~ |
CANON | EOS Kiss MEOS M100EOS M5EOS M6 | |||
SONY | α5100α6000α6300 | α6500α7α7Rα7 II | α7Sα7S IIα7R IIα7 IIIα7R IIIα9 | |
Panasonic | GF9GF10GF90GX7 MarkⅡGX7 MarkⅢG8GX8 | G9 | GH5GH5S | |
Olympus | OM-D E-M10 MarkIIOM-D E-M10 MarkIIIOM-D E-M5 MarkII | OM-D E-M1 MarkII | ||
Fujifilm | X-A3X-A5X-E3X-T100X-T20 | X-T2 | X-Pro2X-H1 |
ミラーレス一眼カメラ登場から現在までの製品をご紹介
ミラーレス一眼カメラの初号機が登場してから10年になります。ミラーレス一眼の歴史は浅くこれから本格的に普及していくと思います。
ミラーレス一眼カメラに搭載される撮像素子(イメージセンサー)もフルサイズの撮像素子(イメージセンサー)を搭載した製品が登場しており、高画質を売りにした製品が発売されています。
性能もデジタル一眼レフカメラに追いつき、さらにミラーレス一眼の新製品が登場しようとしています。2018年~2019年は、各社のミラーレス一眼カメラから目が離せない年になりそうです。
2008年~2011年に発売されたミラーレス一眼カメラ
2008年10月、世界初のミラーレス一眼カメラとして、LUMIX (ルミックス) G1がデビューしました。
レンズ交換式のデジタルカメラは、それまで光学ファインダーを備えたデジタル一眼レフカメラが主流でした。
しかし、時代の流れは、スマートフォンやコンパクトデジタルカメラがのように背面モニターを確認しながら写真を撮影するスタイルが主流になりつつあり、レンズ交換式のコンパクトなデジタルカメラが登場したのは、時代の流れであったと思います。
2008年に発売されたLUMIX (ルミックス) G1は、冒険的なカメラでしたが完成度が高く、歴史に残るカメラであったと思います。
2009年にオリンパスからPEN E-P1、2010年には、ソニーからNEX-3Nが発売されました。
軽量・コンパクトかつスタイリッシュでさらにマイクロフォーサーズやAPS-Cの大きな撮像素子(イメージセンサー)を搭載し、スマートフォンやコンパクトデジタルカメラでは撮影が難しかった、ボケ味を生かした綺麗な写真が撮影できる、ミラーレス一眼は、それまでデジタルカメラに興味の薄かった女性やライトユーザにおおいに受け入れられ、世間に認められるようになります。
2011年にデジタル一眼レフカメラの老舗であるNikonから2012年にCANONからミラーレス一眼の初号機が発売されると本格的にミラーレス一眼カメラの普及期に入ります。ミラーレス一眼の黎明期に発売された各社のミラーレス一眼カメラをご紹介します。
2008年10月発売 Panasonic(パナソニック) ミラーレス一眼カメラ LUMIX G1
2008年に発売された世界初のミラーレス一眼カメラLUMIX(ルミックス) G1、ミラーレス一眼カメラの分野を切り開いた本製品の完成度は高く、新たな歴史を切り開いた製品であったと思います。
2009年7月発売 OLYMPUS(オリンパス) ミラーレス一眼カメラ PEN E-P1
2009年7月にOLYMPUS(オリンパス)から発売された「マイクロフォーサーズシステム規格」に準拠した小型軽量かつ上質なデザインなミラーレス一眼カメラ。この頃は、デジタル一眼レフカメラが主流であり、ミラーレス一眼は、サブカメラの扱いでしたが、コンパクトデジタルカメラのように小型でありながらマイクロフォーサーズの撮像素子(イメージセンサー)を搭載し、スタイリッシュなデザインでライトユーザや女性ユーザから受け入れられミラーレス一眼の黎明期を支えた製品の一つと思います。
2010年6月発売 SONY(ソニー) ミラーレス一眼 NEX-3N
2010年6月にSONY(ソニー)から発売されたSONY初のミラーレス機は、APS-Cの撮像素子(イメージセンサー)を搭載しながら超小型軽量、携帯性も良く、アクセサリーも充実したミラーレス一眼として発売されます。ライトユーザや女性ユーザを意識した製品であったと思います。
2011年8月発売 PENTAX(ペンタックス) ミラーレス一眼 PENTAX Q
コンパクトデジカメ用の撮像素子(イメージセンサー)を採用したPENTAX(ペンタックス)初のミラーレス機。手のひらサイズに収まる小型なミラーレス一眼として、発売された本製品は、撮像素子(イメージセンサー)に1/2.3型の撮像素子(イメージセンサー)を採用し、有効画素数 (約1240万画素)とiphoneなどのスマートフォンに押され気味のコンパクトデジカメの付加価値を訴求した製品であったと思います。小型化を追求した「Qマウント」を新開発し、レンズ交換により、さまざまなシーンに対応した撮影ができる製品として、写真を「撮る」から「表現する」をキャッチコピーに展開されたPENTAX Qは、ミラーレス一眼の普及に一役買った商品であったと思います。
2011年10月発売 Nikon(ニコン) ミラーレス一眼 Nikon 1 J1 /V1
1インチサイズの撮像素子(イメージセンサー)を採用したNikon(ニコン)初のミラーレス機。レンズの焦点距離の約2.7倍に相当(35mm判換算)、ニコンCXフォーマットの1インチサイズ(13.2×8.8mmサイズCMOSセンサー)の撮像素子(イメージセンサー)を搭載し、5つのカラーバリエーションで発売された本製品は、女性ユーザやファミリー層を意識した製品であったと思います。また、同時期に発売されたNikon 1 V1は、電子ビューファインダー(EVF)を搭載するなど、デジタル一眼レフカメラの老舗からミラーレス一眼が発売されミラーレス一眼カメラの黎明期(2008年~2011年)から普及期(2012年~2015年)に入ります。
2012年~2014年に発売されたミラーレス一眼カメラ
2012年に入るとカメラ好きユーザをターゲットにした本格的なミラーレス一眼カメラが登場し、ミラーレス一眼の市場が本格的に普及する年に入ります。2013年~2014年初頭は、各社のミラーレス一眼の高性能化、高級化が進み、それまでデジタル一眼レフカメラを中心に利用していたヘビューユーザの取込みからライトユーザからハイアマチュアまで幅広いユーザ取込みに成功した年であったと思います。2014年に入ると2013年に発売したプレミアムなミラーレス一眼カメラ製品をファミリー層向けにアレンジしたエントリー製品が発売されミラーレス一眼カメラの市場が成長して行きます。
2012年1月発売 SONY(ソニー) ミラーレス一眼 NEX-7
SONY(ソニー)から電子ビューファインダー(EVF)を搭載したミラーレス一眼カメラが発売。撮像素子(イメージセンサー)にAPS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)のCMOSセンサーを搭載し、有効画素数も約2430万画素とミラーレス一眼カメラ製品の高性能化が進みます。
2012年2月発売 FUJIFILM(富士フイルム) ミラーレス一眼 X-Pro1
FUJIFILM(富士フイルム)からミラーレス一眼 X-Pro1が発売され、2011年に発売されたFUJIFILM(富士フイルム) X100で話題となった光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)を切り替えることができるハイブリットなファインダーを搭載したミラーレス一眼カメラが登場し、カメラ好きユーザをターゲットにした魅力的な商品が増えて行きます。
2012年3月発売 PENTAX(ペンタックス) ミラーレス一眼 PENTAX K-01
レンズマウントは、デジタル一眼レフカメラそのままにデザイナー、マーク・ニューソン氏が手掛けた一風変わったデザインのミラーレス一眼がPENTAXから発売されます。カラーバリエーションも豊富。
2012年3月発売 OLYMPUS(オリンパス) ミラーレス一眼 OM-D E-M5
フォーサーズ(4/3型 Live MOSセンサー)の撮像素子(イメージセンサー)を搭載。1605万画素 防塵 防滴の高性能なミラーレス一眼カメラOM-D E-M5が発売されました。
2012年9月発売 CANON(キャノン) ミラーレス一眼 EOS M
2012年9月に入るとCANON(キャノン)からEOS Mがミラーレス一眼カメラの初号機として登場し話題となります。各社のミラーレス一眼の高性能化が進み、デジタル一眼レフカメラユーザの取込みを狙った製品が発売される中、CANONは、デジタル一眼レフカメラで培った豊富なレンズ資産を活かすことができるデジタル一眼レフカメラのサブカメラの位置づけとして発売されたミラーレス一眼カメラであったと思います。
2012年12月発売 Panasonic(パナソニック) ミラーレス一眼 LUMIX GH3
2012年12月にPanasonic(パナソニック)からマグネシウムボディを使用したフルHD60Pに対応したLUMIX(ルミックス)GH3が登場し有効1,600万画素のマイクロフォーサーズ(4/3型Live MOSセンサー)、無線LAN(Wi-Fi機能)の搭載などミラーレス一眼の高性能化が進み、デジタル一眼レフカメラ並みの性能を備えた本格的なミラーレス一眼カメラが各社から次々と登場した年でした。
2013年10月発売 OLYMPUS(オリンパス) ミラーレス一眼 OM-D E-M1
OLYMPUS(オリンパス)からミラーレス一眼 OM-D E-M5が発売された翌年(2013年10月)になるとプロをターゲットにしたOLYMPUS(オリンパス)のフラッグシップ機。、ミラーレス一眼OM-D E-M1が発売されます。PENシリーズと異なるユーザ層に訴求する本格的なミラーレス一眼カメラがOLYMPUS(オリンパス)発売されるとライトユーザを中心に普及して来たミラーレス一眼カメラを写真好きなヘビーユーザがミラーレス一眼カメラを使用し始めます。
2013年11月発売 SONY(ソニー) ミラーレス一眼 α7R
撮像素子(イメージセンサー)に35mmフルサイズ(35.8×23.9mm)のCMOSセンサーを搭載したミラーレス一眼 α7/α7RがSONY(ソニー)から発売されます。フルサイズの撮像素子(イメージセンサー)を搭載したことで、レンズ本来の画角で撮影できるようになるとフランジバック(レンズ交換式のカメラにおいて、レンズマウントのマウント面から撮像素子面までの距離)の短いミラーレス一眼カメラの特徴を活かして、レンズマウントアダプターを介することで、銀塩カメラ時代に銘玉と云われていたいにしえのオールドレンズ(往年の銀塩カメラ時代のレンズ(レンズ表面の反射光が緑色に光ることから「MINOLTA(ミノルタ)緑のロッコール」と呼ばれて親しまれてきたレンズなど)を最新のミラーレス一眼に装着して写真撮影を楽しむユーザが増え、さらにミラーレス一眼カメラ普及に拍車がかかります。
2014年2月発売 FUJIFILM(富士フイルム) ミラーレス一眼 X-T1
世界最大0.77倍の表示倍率と、世界最短0.005秒のタイムラグで映像を表示する電子ビューファインダー「リアルタイム・ビューファインダー」を搭載したプレミアムミラーレスカメラのキャッチコピーでFUJIFILM(富士フイルム)からミラーレス一眼 X-T1が登場しました。
2014年2月発売 OLYMPUS(オリンパス) ミラーレス一眼 OM-D E-M10
OLYMPUS(オリンパス)から本格的なミラーレス一眼として、OM-D E-M5、OM-D E-M1が発売された翌年になるとさらに軽量、コンパクトなプレミアムを売りにしたミラーレス一眼 OM-D E-M10が発売されます。OLYMPUS(オリンパス)が開発した35mmレンズ交換式銀塩一眼レフカメラ 往年のOMシリーズ(Olympus OM-2)のデザインを彷彿する、マイクロフォーサーズの撮像素子(イメージセンサー)を搭載したOM-D E-M10は、ライトユーザからファミリー層まで、幅広いユーザ層に受け入れられます。
2014年2月発売 SONY(ソニー) ミラーレス一眼 α6000
薄型ボディーにAPS-Cサイズの撮像素子(イメージセンサー)を搭載し、電子ビューファインダー(EVF)を備えた中級モデル。位相差179点のAFを搭載し被写体の動きを予測してオートフォーカスを的確に合わせることができるミラーレス一眼を売りにして、それまでSONY(ソニー)が展開していたミラーレス一眼 NEX-7、6に変わる商品として発売された。α5100(エントリーモデル)やα6500(最上位モデル)と合わせて、2018年の現在でも店頭で発売されている息の長い人気のあるミラーレス一眼カメラ。
2014年5月発売 Leica(ライカ) ミラーレス一眼 ライカT Typ 701
Leica(ライカ)から発売されたミラーレス一眼カメラの初号機。撮像素子(イメージセンサー)に16メガのCOMSセンサーを搭載し、アルミ削り出しボディーが特徴のミラーレス一眼カメラ。
2014年8月発売 PENTAX(ペンタックス) ミラーレス一眼 PENTAX Q-S1
2011年8月にPENTAX Qを発売後、PENTAX Q10(2012年10月)、イメージセンサーサイズを1/2.3型から1/1.7型に変更したPENTAX Q7(2013年7月)と手のひらサイズのミラーレス一眼を発売。PENTAX Q7の性能はそのままにデザインを大幅に変更したPENTAX Q-S1を発売されました。
2015年~2018年に発売されたミラーレス一眼カメラ
2013年~2014年にかけて、各社からミラーレス一眼のラインアップが出揃い、2015年~2017年は、各社モデルの性能改善が図られています。ヘビューユーザからライトユーザまで、幅広いユーザの取込みが進んでいます。2018年度は、CANONがEOS Kiss Mをミラーレス一眼にラインアップしました。さらにNikonがフルサイズの撮像素子を搭載した新しいミラーレス一眼を発売する予定です。
2015年2月発売 OLYMPUS(オリンパス) ミラーレス一眼 OM-D E-M5 Mark II
マイクロフォーサーズの撮像素子(イメージセンサー)を搭載したOM-D E-M5がMarkⅡにブラッシュアップされて発売されます。基本性能の1605万画素 防塵 防滴はそのままに動画での5軸手振れ補正の強化、外観の変更などの改善が図られました。
2015年2月発売 Panasonic(パナソニック) ミラーレス一眼 LUMIX GF7
有効画素1600万画素、マイクロフォーサーズの撮像素子(イメージセンサー)を搭載したLUMIX GF7は、顔が近づくと自動でシャッタが切れる機能など、自撮りを意識した機能を付加するなどの改善が図られました。
2015年2月発売 FUJIFILM(富士フイルム) ミラーレス一眼 X-A2
撮像素子(X-Trans CMOSセンサー)を搭載したFUJIFILM(富士フイルム) X-A2は、自撮り対応モニターを搭載し、また、人物の瞳を検出して瞳にピントを合わせる「瞳AF」、接写時に自動的にマクロモードに切り替わる「オートマクロAF」、ピントが合っているエリアを自動的に最大9点表示する「マルチターゲットオートエリアAF」機能を搭載など、ライトなミラーレス一眼は、女子目線のカメラが増えて行きました。
2015年4月発売 Nikon(ニコン) ミラーレス一眼 Nikon 1 J5
画素数を約2081万画素、1インチサイズの撮像素子(ニコンCXフォーマットCMOSセンサー)を搭載したミラーレス一眼。2011年10月にNikon1 J1を発売後、J2(2012年9月)、J3(2013年2月)、J4(2014年4月)とNikon独自の1インチサイズの撮像素子を改良したモデルを発売し、2015年4月のNikon1 J5以降、新製品が発売されていない状況でした。2018年になって、フルサイズの撮像素子(イメージセンサー)を搭載したミラーレス一眼を発売すると発表があり注目を集めています。
2015年8月発売 SONY(ソニー) ミラーレス一眼 α7RⅡ
約4240万画素、撮像素子(イメージセンサー)にミラーレス一眼で初めてのフルサイズの裏面照射型CMOSセンサーを搭載したミラーレス一眼 α7RⅡがSONY(ソニー)から発売されます。さらに位相差399点のAFを搭載、4K動画にも対応し、プロ・ハイアマチュアが満足できるスペックへ性能改善が図られました。
2015年9月発売 OLYMPUS(オリンパス) ミラーレス一眼 OM-D E-M10 Mark II
OLYMPUS(オリンパス)から本格的なミラーレス一眼として、OM-D E-M5 Mark IIが2015年2月発売後、約半年後にOM-D E-M10がMark IIにモデルチェンジしました。OM-D E-M5 Mark IIと同様にデザインの改善や、操作性の向上などエントリーモデルでありながら上位機種譲りの使い勝手で改良が図られた。
2015年10月発売 CANON(キャノン) ミラーレス一眼 EOS M10
EOS Mシリーズを改良し、EOS M10を発売。撮像素子(イメージセンサー)には、APS-Cサイズの有効1,800万画素CMOSを採用し、EOS Mで酷評を受けていたオートフォーカスを改善し、自撮り対応モニター搭載など、より使いやすいシンプルなデザインとなり、ビギナーやエントリーユーザーが使いやすいように改善が図られました。
2015年11月発売 Leica(ライカ) ミラーレス一眼 ライカSL Typ 601
Leica(ライカ)から発売されたフルサイズミラーレス一眼カメラ。撮像素子(イメージセンサー)にフルサイズ36mm×24mmCOMSセンサーを搭載し、アルミ削り出しボディー、防塵・防滴などが特徴のミラーレス一眼カメラ。
2016年2月発売 OLYMPUS(オリンパス) ミラーレス一眼 PEN-F
1963年のペンFシリーズを彷彿させるデザインのマイクロフォーサーズシステム準拠のミラーレス一眼カメラPEN-Fが登場。これまでライトユーザを中心に展開していたPENシリーズに電子ビューファインダー(EVF)を内蔵し、エキスパート向けのPENシリーズが発売されました。
2016年3月発売 SONY(ソニー) ミラーレス一眼 α6300
α6000の後継として、動画機能、防塵・防滴のマグネシウム合金ボディの採用、425点AFなど基本性能をパワーアップして登場しました。
2016年3月発売 FUJIFILM(富士フイルム) ミラーレス一眼 X-Pro2
2012年2月に発売したX-Pro1をモデルチェンジしX-Pro2へ進化しました。外観はX-Pro1から大きな変更はありませんが、APS-C(X-Trans CMOS III)、有効2,430万画素、AFなどの基本性能の向上や操作性、画像処理エンジンが改良された。