MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5は、1993年に発売された初期型と円形絞りを採用したMINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 Newのタイプがある。
リサイクルショップで2,400円で購入したMINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 Newをヤフオクで購入したα550のボディに付けて使っているお気に入りのレンズです。
写真は、円形絞りを採用したMINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 Newの写真です。
1993年にフィルム一眼レフカメラ ミノルタ α707siの標準レンズとして発売後、1997年にNew化されて円形絞りが採用されたようです。
レンズ構成 12群14枚、絞り羽根 7枚、最小絞り F22-27、最短撮影距離 0.5m、フィルター径 62mm、価格 54,000円、重量 415gと軽くはありませんが、花型フードを採用した高級感のあるレンズです。
Sonyのキットレンズ、DT18-70mmやDT 18-55mmなどのキットレンズの代用としてもおすすめのレンズです。広角側24mm、テレ側85mmと風景やポートレートを撮るにも使い勝手が良く、MinoltaのAFレンズの中で銘玉と云われているMINOLTA AF 24-50 F4通しの小三元レンズの写りと比べても遜色ないレンズだと思います。
しかし、オークションなどの中古市場で売られているレンズは、カビや曇りが出ている玉が多く、良い状態のレンズを見つけるのが難しいところが難点と思います。
このレンズが欲しくて、α707siとセット売られていたものをセリ落としたところ見事、前玉に曇りがあって、使いものになりませんでした。
2個目をリサイクルショップで見つけた時は、レンズの状態は、カビや曇りがなく非常に綺麗な状態で購入できましたが、家路に着いてα200に装着し撮影した所、テレ側85mmで撮影した時に焦点距離が70mmと記録される不具合があって、がっかりして程なくして使用しなくなりました。
3個目を年末にリサイクルショップのジャンクコーナーで見つけて購入。特に問題なく動作するレンズでしたが、前玉に曇りが出ていて、若干写りにも影響している状態でした。
前玉の清掃は、レンズが接着されているため、カニ目レンチなどで外すことが出来ません。
ネットで調べると前玉をプラスチックカッターなどで切り落し清掃した後、切り落とした面を接着して使えるようにされている人もいるようですが、素人でレンズの清掃は、難しいと思います。
捨てるのももったいないと思い、3個目のレンズのAF機能を2個目のレンズに移植し、焦点距離の表示不具合の修理にチャレンジすることにしました。
リサイクルショップのジャンクコーナーで見つけた3個目のAF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 New。
写真だと分かりにくいですが、前玉にカビ?曇りが見えます。
このレンズの後ろ側のAF機能を2個目に移植して、焦点距離表示不具合を修理することに。
3個目の後ろのAF機能を2個目に移植して、修理が完了。
焦点距離の表示不具合がなくなったMINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 Newを持ち出して、試し撮りに散策に出かけました。。。
あれ?、なんか写真が明かる過ぎない?
ボディ側で絞りを絞っても何故か露出オーバーになる。。壊れた?
家に帰って、確認。
よく見るとマウントから出ている絞り羽根を操作する機能が上手く動作していないことに気づきました。
再度、分解し、正しく組み立て直したところ、今度は、絞り羽根が正しく動くようになりました。
試し撮りのため? ちょっと遠出して、写真スポットの佐久島へお出かけしました。
港へ到着。
高速船に乗って、船の中からパチリ。
高速船で20分程で到着。この日は風が強く、荒波で寒い日でした。
西港から東港まで歩いて散策できます。
修理したMINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 Newを片手にお散歩コースを散策することに。
昔ながらの街並み。
おひるねハウスへ向かいます。
海岸からおひるねハウスが見えます。
花が咲いてました。
さらに歩いて、夏はビーチになる場所へ。冬は人が少ないので、風景撮りには良い時期です。
カモメが。。。沢山。
逆光が強い中で撮影。
帰りの高速船が到着。
修理したMINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 New。良い玉を見つけるのに、苦労しますが、お散歩レンズにおすすめです。