1998年から2006年頃まで販売されていたTAMRON(タムロン)のレンズ「TAMRON AF 28-105mm F4-5.6 Aspherical IF(179D)」をリサイクルショップで見つけました。
TAMRON(タムロン)のホームページで確認すると1998年に発売された79Dのマイナーチェンジ版でした。さらにASPHERICAL(アスフェリカル)と記載があるので、非球面レンズを使いレンズ構成枚数を削減して、コンパクトな設計をしたレンズのようです。
「TAMRON AF 28-105mm F4-5.6 Aspherical IF(179D)」のスペックは、レンズ構成 12群15枚、最小絞り F22、最短撮影距離 0.5m、フィルター径 62mm、価格 40,000円、重量 約310g、焦点距離 28-105mm(APS-Cでは、42-157.5mm)。
このレンズを最初に見つけた時は、フードなしで1,000円。MINOLTA(ミノルタ)にも同じようなスペックのレンズ「MINOLTA AF ZOOM 28-105mm F3.5-4.5」がありますが、オークションの相場は、5千円程度。
スペックも似ているので、気になるレンズでしたが、同じようなデザインで「TAMRON AF 70-210mm F4-5.6(258D)」の写りがそれほどでもなかったこともあって、その場は、購入を見送ることにしました。
その後、レンズの素性が気になっていましたが、海外のホームページに結構綺麗な写真が投函されているのを見かけて、次に見つけた時は、購入しようと考えていました。
別のリサイクルショップでフード付き、綺麗な状態の「TAMRON AF 28-105mm F4-5.6 Aspherical IF(179D)」がワンコインで売られているのを見つけて購入してみました。花型フード付ですが、作りの高級感はありません。テレ側に合わせると結構伸びます。
SONY α550につけて、試し撮り。
オートフォーカスにIF(インターナルフォーカス)を採用していて、レンズ内部のレンズを移動させてピント合わせを行うことでオートフォーカスの高速化が図られたレンズと言うこともあって、すっとピントがあって、気持ちの良い動きをします。
CCDの撮像素子ミノルタα-SweetDIGITALだと、もう少し相性がいいかもしれません。もう少し使い込んでみたいレンズです。