カラーネガとリバーサルフィルムの違いを知っておこう。
フィルムには、カラーとモノクロがある。カラーフィルムには、ネガフィルムとネガフィルムのように画像が反転しないリバーサルフィルムがある。
ネガフィルムは、露出の設定が甘くても写真の仕上がりに現れにくく、プリント時にも明るさの補正ができるネガフィルムが使いやすい。リバーサルフィルムは、露出の設定が忠実にフィルムに再現されるため、微妙な色彩や階調を表現できる。撮影時には厳密な露出のコントロールが要求される。
フィルムの種類は2つ。
ネガフィルム
ネガフィルムは、カラーとモノクロがある。一般的によく使われるネガフィルムは露出の寛容度が広く、プリントする際に補正が効くので細かい露出の違いが現れにくい。ネガフィルムはオールマイティに使えるフィルム。
リバーサルフィルム
リバーサルフィルムは、撮影した画像をそのままカラーで見られるフィルム。スライドなどに投影してみることができる。ネガフィルムに比べて、写真の色調や階調も豊かに再現される分、露出設定を正確に行う必要がある。フィルムカメラ全盛期はプロカメラマンが好んで使っていたフィルム。
フィルムをISO感度で使い分けよう。
最近のデジタルカメラは、「ISO感度」をリアルに変更できるので、撮影する場所によって、「ISO感度」の設定を手軽に変更できるので便利になりました。
フィルムの感度とは、フィルムの感光のしやすさを「ISO感度」という単位であらわされ、感度が高いフィルムを使用するほど少ない光で感光する。
屋内撮影など少し暗い屋内で、フラッシュの光も届かない被写体を撮影する時に「高感度」のフィルムを使うと良い。
高感度なフィルムを使用するデメリットは、高感度になるほど、粒状性が粗くなるため、写真を引き伸ばすと写真にノイズが乗ったようなざらついた画質になる特性がある。
逆に低感度のフィルムは、粒状性が細かく、きめ細かな写真が撮影できる。カラーネガフィルムの場合、「ISO感度」はISO100~ISO400程度が使用しやすく、手に入りやすい。
低感度
↑
↓
高感度
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フィルム |
感度 |
説明 |
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低感度ISO50 |
晴天での風景撮影などに実力を発揮するフィルム。感度が低いためあまり早いシャッターは切れない場合が多い。 |
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中庸感度ISO100、ISO400 |
画質と感度のバランスが良くどんな場面でも使いやすいフィルム。粒状性が目立つことも、シャッター速度が気になることもほとんどない。 |
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高感度ISO800 |
暗い場所でも早いシャッターが切れるので屋内でのスポーツ撮影などに使われるフィルム。 |
デジタルカメラが普及し、今ではフィルムを手に入れることが難しくなって来ています。フィルムカメラは、現像料などコストもそれないにかかるので、AMAZONなどでフィルムをまとめ買いすると1本あたりのコストを抑えることができるので、おすすめです。
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