SONY ソニーからミラーレス一眼カメラα-6500の後継機種、α-7000が発売される噂で盛り上がってます。
そんな中、往年のフィルムカメラ 『MINOLTA αー7000』を手に入れました。
世界初のオートフォーカス一眼レフカメラ『MINOLTA αー7000』は、『誰もが簡単に操作できるフルオートのAF一眼レフ』のキャッチフレーズで1985年2月に発売された、今から30年以上も昔の銀塩フィルムカメラです。
この 『MINOLTA αー7000』をヤフオクなどで探していましたが、30年以上経過しているためか、外装はボロボロで動作するか怪しいカメラがジャンク品扱いで売られている状況です。
今となっては、程度の良い中古品を探し求めるのは、至難と半ばあきらめていた状況でした。
そんな中、ふと立ち寄ったお店のジャンクコーナーに埃をかぶって放置されていた『MINOLTA αー7000』でしたが、ファインダーを覗くとゴミが少し混入していますが綺麗に見えます。
外装や『MINOLTA』のロゴ、ボタン類は、黄ばんでいましたが、グリップやボタン類の劣化は少なく、当時の部品がほぼ完全でフィルム室も綺麗な状態の1台を見つけました。
他にもないかと探していたところ、本機以外に2台の『MINOLTA αー7000』が沢山のジャンクカメラの中から見つかりました。
1台は、外装グリップがボロボロ、とても動くと思えない状態。もう1台は、黄ばみもなく綺麗な状態でしたが、ゴムが劣化して外れたのかフィルムカバーのゴム部分がない状態でした。
価格は、ワンコインでしたので思い切って2台買って、1台を部品取りにしようかと思いながら見まわしていると、αのロゴの上に『9000』と書かれた機種があります。

MINOLTA α-9000 CAMERA
『MINOLTA αー7000』と同年1985年に発売されていたミノルタαシリーズのフラッグシップ機『MINOLTA αー9000』だと気づきました。
発売当時のカタログに『感性も赴くままに映像を切り撮るプロスペックのAF一眼レフ α-9000』と記載されて発売されていた機種です。
初めて『MINOLTA αー9000』の本物を見ましたが、外装、ボタン、グリップも完全に近い状態、ファインダーも綺麗に見えています。
単3電池/単4電池で動く機種のため、この時代でも電池の規格で困ることはありません。
動作したらラッキーと思いながら2台を購入しました。
帰宅して電池を入れてみると両機ともAFが問題なく動きます。
シャッターも問題なく切れます。レンズに『MINOLTA αー7000』の標準レンズ「MINOLTA AF 35-70mm F4」を取りつけて見ました。

CANON、NIKON、SONYから本格的なフルサイズ、デジタルミラーレス一眼が沢山登場していますが、昭和を感じる銀塩フィルムカメラを眺めていると何故かほっとします。
フィルムを入れて撮影はしていませんので、問題なく写るか、まだ、分かりませんが、来週辺りフィルムを入れて風景など試し撮りしてみたいと思っています。
趣味性の高い、銀塩フィルムカメラですが、良い写真が撮れるか楽しみです。